「国際的潮流に反する」死刑執行に抗議会見
読売新聞 4月27日(土)9時13分配信
2か月ぶりに2人の死刑囚の刑が執行された26日、死刑廃止を訴える団体は東京・永田町で抗議の記者会見を開き、「国際的な潮流に反する」と批判した。 監獄人権センター代表の海渡雄一弁護士は会見で「法相は『記録を精査した』と言うが、なぜこの2人が選ばれたのか説明がない」と批判。また、日本弁護士連合会の山岸憲司会長は「法相は執行を急ぐのではなく、死刑制度が抱える問題点に正面から向き合うべきだ」との声明を出した。 死刑が執行されたのは、千葉県市原市で2005年に暴力団組長2人を射殺した事件で死刑が確定した指定暴力団山口組系元組長・浜崎勝次(64)、元組員・宮城吉英(56)両死刑囚。死刑確定から執行までの平均期間は昨年までの10年間では約5年7か月だが、浜崎死刑囚は確定から1年4か月の早期執行となった。
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コメント
以前は大半の国が死刑存置国でした。
しかし、なぜ多くの国が死刑制度を廃止し、死刑廃止が国際的潮流になったのか?
それは死刑制度の誤りに気づいたからです。
死刑制度は過去の誤った遺物、廃止されなければならない制度であることは明らかです。
投稿: | 2013年5月 2日 (木) 01時00分
国際的な潮流に反する…。
では、もしもEUを含めた多くの国で未だに死刑が行われていたとしたらそれが「国際的な潮流」ということになりますよね?
だとしたらこの人達は死刑に賛成するのでしょうか?
投稿: | 2013年5月 1日 (水) 21時46分
監獄人権センター、日弁連の非難声明はズバリ正論です。
非難声明を支持します。
投稿: EU | 2013年5月 1日 (水) 02時05分
昨年、死刑の執行が行われた国は、日本を含めわずか21カ国と激減しています。
死刑廃止は、もはや国際的潮流というより国際的常識です。
死刑制度は廃止すべきです。
投稿: | 2013年4月30日 (火) 22時52分