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2013年3月30日 (土)

袴田事件:DNA鑑定、弁護団「新証拠」と意見書 地検は「信用性低い」 /静岡

毎日新聞30()1052分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000021-mailo-l22

 1966年に清水市(現静岡市清水区)で起きた袴田事件で、静岡地検と第2次再審請求弁護団の双方が29日、DNA型鑑定に関する意見書を静岡地裁に提出した。袴田巌死刑囚(77)のものとされた証拠衣類の血痕が、判決と矛盾し本人のものとは違うなどとしたDNA型鑑定結果について、弁護側は「再審を開始すべき新規明白な証拠」と主張。検察側は衣類が古いことなどを理由に「信用性が低い」と証拠能力はないとした。

 弁護団は意見書で、弁護側推薦鑑定人の本田克也・筑波大学大学院教授(法医学)が鑑定で、明確に判決と矛盾する結果を出したと指摘。「一般的ではない方法で血液からDNA型を抽出しており信用できない」とする検察側の主張に対し、「本田教授が予備実験で正確性を検証している」と反論し、信頼できる結果だとした。
 その上で検察側推薦鑑定人の一部結果も総合し、「判決に合理的な疑いが生じ、袴田巌に無罪を言い渡すべき」と述べた。
 一方、検察側は書面を明らかにしなかったが、千葉雄一郎次席検事が記者団に「証拠衣類の血痕が袴田死刑囚のものかどうか、判断するだけの十分な鑑定ができたとは認められない」と話した。
 千葉次席検事は、証拠衣類が1967年に発見された古い試料であると指摘。書面では、良好とは言えない長期の保管状態の中で捜査員などの汗や唾液が混じり、そのDNA型が検出された可能性がある▽(本田教授のDNA型抽出方法は)一般的ではなく正当性を裏付ける論文がない▽複数の専門家が結果に疑問を示した−−ことなどを問題点として挙げたという。【平塚雄太】
3月30日朝刊

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