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2013年1月23日 (水)

麻薬密輸の英女性に死刑判決、「酌量の余地なし」とバリ地裁

AFP=時事 1月23日(水)10時28分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000009-jij_afp-int

【AFP=時事】インドネシア・バリ(Bali)島のデンパサール(Denpasar)の裁判所は22日、国際的リゾート地として名高い同島に大量のコカインを密輸しようとして捕まった、56歳の英国人女性被告に死刑の有罪判決を下した。裁判長は、「被告は罪を認めようとせず、情状酌量の余地はない」と断じ、検察側の求刑(禁錮15年)を上回る厳しい量刑を言い渡した。

「麻薬にノー」、インドネシアでパレード(2008年7月1日)

 この女性はリンゼイ・サンディフォード(Lindsay Sandiford)被告で、昨年5月、バンコク(Bangkok)からの航空便でバリ島に入った際、末端価格約240万ドル(約2億1000万円)相当のコカイン4.79キログラムを隠し持っていたのが見つかり逮捕された。

 同被告は裁判の中で、コカインを持ち込んだことについて、「身の危険にさらされていた自分の子どもたちを守るために密輸を強要された」と主張。これに対し地元警察の捜査員は、同被告はいずれもすでに逮捕されている他の英国人3人とインド人1人と共に今回の密輸事件で中心的役割を果たしていたと反論した。

 判決の中でアムセル・シマンジュンタク(Amser Simanjuntak)裁判長は、「同被告が麻薬を密輸したのは疑いなく、有罪は明白」とした上で、「わが国は今、麻薬対策に取り組んでおり、同被告の行為はこれに真っ向から反するもの。しかも、その罪を認めようとしていない」と述べた。同裁判長はさらに、「今回の麻薬密輸は国際観光地というバリのイメージを汚した」とも断じた。

 極刑を言い渡された瞬間、同被告はがっくりと頭を垂れ、顔面そう白となり、涙を流した。同被告の弁護士は、「死刑判決が下されるとは予想もしなかった。まずは被告と話し合い、その上で控訴することになるだろう」と話した。

 刑法に詳しいインドネシア大(University of Indonesia)のガンジャル・ラクサマナ(Gandjar Laksamana)氏は、被告側は重い量刑に驚いただろうが、検察側の求刑が軽かったことの方が驚きだったと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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