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2012年10月25日 (木)

<飯塚事件>ネガから元死刑囚と異なるDNA 弁護団発表

毎日新聞 10月25日(木)22時54分配信

 福岡県飯塚市で92年、女児2人が殺害された「飯塚事件」で、死刑が執行された久間三千年(くま・みちとし)・元死刑囚(執行時70歳)の再審請求をしている弁護団は25日、被害者の遺体などから採取された血液のDNA型鑑定に使われたネガフィルムを解析した結果、久間元死刑囚とは異なるDNA型が見つかったと発表した。
 再審弁護団は同日、「真犯人のDNA型」とする意見書を福岡地裁に提出。弁護団によると、福岡地裁は検察側に対し、ネガを保管していた警察庁科学警察研究所(科警研)に他の資料が残っていないか調査するよう勧告した。

 飯塚事件では再鑑定できるだけの試料が捜査時に使われて既になく、DNA型の再鑑定は不可能。再審の可否を検討する福岡地裁がネガの解析結果をどう判断するか注目される。

 確定判決では、久間元死刑囚のDNA型と被害者の遺体などから採取された血液のDNA型の一致が有罪の証拠の一つとなった。弁護団は「ネガの解析結果は元死刑囚の無罪を示す決定的な証拠」と主張している。一方、福岡地検は「鑑定の内容に誤りはない」としている。

 ネガは科警研が「MCT118」法と呼ばれる手法でDNA型を鑑定した際の資料で、今年2月に福岡地裁が取り寄せ、弁護団が9月に複写して専門家に解析を依頼。今月23日に同地裁に鑑定書を提出し、25日に同地裁であった検察、裁判所との3者協議で内容を説明した。

 久間元死刑囚の型は、MCT118法で「16−26」型とされている。弁護団によると解析の結果、被害者の遺体などから採取された血液に「41−46」型が見つかった。一方、「16−26」型は、犯人の血液が混じる可能性がない試料からも出ていたり、不鮮明だったとしている。

 弁護団は「ネガは証拠として提出されず、『41−46』型が現れた部分を意図的に除いた現像写真だけが提出された。科警研による隠蔽(いんぺい)行為だ」と主張。福岡地検は「ネガも証拠として提出している。写真は書面のサイズの問題で一部を切り取っただけで、隠蔽ではない」と反論している。【遠藤孝康、川上珠実】

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コメント

私は、当初からこの事件は冤罪事件であることを確信していましたが、「ネガから元死刑囚と異なるDNA」これで、この事件が冤罪事件であることが明らかになったと思います。
無実の人を国は殺してしまいました。
国家犯罪、国家殺人そのものです。

投稿: | 2012年10月28日 (日) 21時12分

死刑制度を無くしたいなら凶悪化してる犯罪抑止力となる代替え案か、凶悪犯罪の無い社会構築の指針を示すべき。
死刑反対を唱える前に凶悪犯罪撲滅に動くべきです。

私は飯塚事件も小田島の事件も冤罪とは思えない。

投稿: マイコ | 2012年10月28日 (日) 11時23分

冤罪で死刑が執行されたのならそれは有っては成らないことですね。
当たり前だけど取り返しが着かない自体ですね。

だからと言え死刑には今でも揺るぎ無く賛成です。
疑う余地の無い情状酌量の余地の無い極悪鬼畜は粛々と執行するべきだと思います。
散々苦しみ抜いて処分されるべきだと思います。

投稿: M・T | 2012年10月28日 (日) 03時43分

死刑囚は、全員即日執行を求めます。疑わしくは、罰せずなので、冤罪はあり得ません。あるとしたら、過去に犯罪に繋がる事をやっているか、警察に脅迫されて、殺ってないのに、自供してるかのどちらかです。
ついでに、脅迫した警察官も死刑にするべきです。
浮いた金で、景気対策をして欲しいです。
天皇制も廃止すれば、ホームレスと非正規労働者を助けられると思うんだけど

投稿: | 2012年10月27日 (土) 22時08分

無実の方が死刑にはならないとは考えてはいませんよ。常に冤罪の可能性があるのかと言う事を考慮して判断していくしかないのではありませんか?また死刑と言う決断にいたる過程(事件捜査の内容等)を精査するの必要かもしれません。それでは逆に死刑制度をなくしたらどうなるか?東電女子社員殺人事件の御遺族の方々はどうなされるのでしょうか?犯人は今もどこかで生きているし、再犯の可能性もでてきますよ。リスクは常にあるでしょうが、だからと言って直ぐ廃止と言うのは無責任と言うかいかがなものかと思いますよ。必要な事は直ぐに完結したりせずに、疑問があれば納得するまで精査するという事かもしれません。などと当たり前の事を長々と書き込んですいませんでした。ヾ(_ _*)ハンセイ・・・貴重なご意見を有難うこざいました。m(_ _)m          ある死刑廃止論者さんへ


投稿: 字が違っていたら失礼 | 2012年10月26日 (金) 19時09分

無実の人に死刑が執行されてしまったらどうやって詫びますか?
死刑を肯定する方々は無実の人は死刑にならないと考えますが、
DNA鑑定という証拠がある。
IPアドレスという証拠がある。
誤認逮捕、厳しい取り調べ、自白の誘導
いくら無実を主張しても普通の人は逃げられません。
コンピューターウイルスによる殺人予告事件の誤認逮捕の件をみれば明白です。
四人の誤認逮捕のうち、二人は警察の捜査員が空想で書いた供述調書に泣きながらサインし罪を認めました。
東電女子社員の殺人事件の件
袴田さんも早く調査しないと手遅れになります。
無実の罪で死刑を執行される受刑者の気持ちは無念の一言に尽きます。
死刑という刑は執行するにはあまりに重すぎる刑です。

投稿: ある死刑廃止論者 | 2012年10月26日 (金) 16時20分

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