殺害の証拠紛失、歴代会計課長を注意…東京高裁
読売新聞 9月10日(月)20時53分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000916-yom-soci
東京都品川区の製麺所兼ラーメン店で2002年、経営者夫婦を殺害したとして強盗殺人罪などに問われ、1、2審で死刑判決を受けた中国籍の謝依俤被告(35)の上告審弁論が10日、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)であった。
弁護側は殺意を否定し、「心から謝罪し、反省を深めている」と死刑回避を主張。一方、検察側は「金欲しさに落ち度のない2人を惨殺し、改悛(かいしゅん)の情は認められない」と死刑を求め、結審した。判決期日は後日指定される。
この事件では、東京高裁が証拠品として保管していた凶器と同形状のサバイバルナイフの紛失が明らかになっており、同高裁は10日、証拠品管理の責任者だった歴代の会計課長3人を注意処分としたと発表した。
最終更新:9月10日(月)20時53分
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント