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2012年7月 1日 (日)

菊池事件:徳田弁護士が司法手続きの問題点を説明 恵楓園で講演会 /熊本

毎日新聞 7月1日(日)14時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000156-mailo-l43

 ハンセン病患者として国立療養所「菊池恵楓園」(合志市)への入所勧告を受けた県内の男性(当時40歳)が、無実を訴えながら殺人罪などで死刑になった「菊池事件」の講演会が30日、恵楓園であった。死刑執行から50年となる9月の再審請求を目指す弁護士らでつくる実行委が企画した。約120人の参加者を前に、ハンセン病問題に詳しい徳田靖之弁護士が患者への差別・偏見とともに当時の司法手続きの問題点を説明した。

 徳田弁護士は、男性の裁判が療養所内などの特設法廷で事実上「非公開」で進められ、感染を恐れた裁判官らが男性の話に耳を貸さなかったと指摘。血液反応が出なかった刃物を凶器と認定するなど直接的な証拠もないまま有罪にしたとして裁判所を批判した。

 また、被害者の遺体の鑑定書を専門家に再度調べてもらった結果、凶器とされた刃物の形状が致命傷の傷跡と合わないことが分かったと指摘したうえで「男性が無実なのは明らかだ。再審請求して男性や家族の名誉を取り戻したい」と述べた。
 菊池事件は1951~52年に県内で起きた殺人未遂と殺人の二つの事件。男性は、患者として県に報告されたことを逆恨みして別の男性を刺殺したなどとして死刑判決を受けた。無実を訴えたが、62年に刑が執行された。【澤本麻里子】

7月1日朝刊

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