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2012年7月18日 (水)

木嶋佳苗被告 義足になった母親を見舞いに行かなかった過去

週刊朝日 7月18日(水)12時49分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120718-00000003-sasahi-soci

 首都圏連続不審死事件で死刑判決を受けた木嶋佳苗被告(37)=控訴中=について、これまでの裁判を傍聴してきたコラムニストの北原みのり氏と、カウンセラーの信田さよ子氏が対談した。木嶋被告の母娘関係から、その心のうち読み解いた。

 *  *  *
北原:信田さんと木嶋佳苗のことを話したのは今年の5月でしたよね。そのとき、「佳苗はお母さんとの関係で何かあったんじゃないか」とおっしゃっていて、それがすごく印象的だったので、母娘関係を中心に据えた対談をお願いしました。

 信田:私は裁判も見ていないですし、もちろん佳苗と話したこともありません。だから、北原さんの本やニュースからの推測でしかないんですが、佳苗は母親から虐待を受けていたんじゃないでしょうか。虐待と言っても、どういうものかは分かりませんよ。体罰かもしれないし、ネグレクトかもしれないし、暴言を吐いていたのかもしれない。母親がそれを自覚していなかった可能性もあります。

 北原:どうして虐待があったと思われたんですか?

信田:佳苗が朝日新聞に送った手記を読んで、母親に対する思いが何も感じられなかったからです。奇妙なくらいに空白。彼女は母親を「見切っている」と思ったんですよ。北原さんの取材によれば、佳苗が高校生のとき、お母さんは交通事故で足を切断していますよね。義足になるほどの大けがだったのに、佳苗はお見舞いに行かなかった。このエピソードも象徴的です。

 北原:佳苗は高校時代、母親との折り合いが悪く、家族のもとを離れて母親の実家で暮らしてるんですよ。家にいたら歩いて通える高校にわざわざバスで1時間かけて通っていました。

信田:ああ、そうなんだ。虐待する母親って、ひどいことを言いながら、「あなたのことを分かっているのは私しかいないのよ」とまったく逆のことを言ったりします。でも、佳苗の母親はそういう人ではなかったので、葛藤を感じることなく、最初から母との距離を置けたのかもしれない。

※週刊朝日 2012年7月27日号

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