加藤智大被告、一度も出廷せず結審…秋葉原殺傷
読売新聞 7月2日(月)19時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000941-yom-soci
東京・秋葉原で2008年に7人が死亡し、10人が負傷した無差別殺傷事件で殺人罪などに問われ、1審で死刑判決を受けた元派遣社員・加藤智大(ともひろ)被告(29)の控訴審第2回公判が2日、東京高裁(飯田喜信裁判長)であり、被害者と遺族が「死をもって償ってほしい」などと意見を陳述して結審した。
弁護側は更生の可能性があるとして死刑回避を求めており、判決は9月12日に言い渡される。
6月の第1回公判に続き、加藤被告はこの日も出廷しなかった。
意見陳述では、加藤被告のトラックにはねられて殺害された大学生川口隆裕さん(当時19歳)の父親が、「息子に耐え難い恐怖を与えた被告を許せない。死刑が執行されるまでに事件を反省し、遺族と被害者に謝罪すべきだ」と訴えた。ほかにも3人の被害者や遺族から「法廷に姿を見せない被告に憤りを新たにした」などとする書面が提出され、飯田裁判長が読み上げた。
最終更新:7月2日(月)19時29分
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