袴田死刑囚を精神鑑定へ、成年後見の可否判断で
読売新聞 6月28日(木)18時47分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00001075-yom-soci
静岡県清水市(現・静岡市清水区)で1966年、一家4人が殺害された「袴田事件」で、2次再審請求中の袴田巌死刑囚(76)に対して、東京家裁が精神鑑定を実施することが28日、わかった。
成年後見制度に基づき、姉・秀子さん(79)が申請している成年後見人就任の可否を判断する。
弁護団の岡島順治弁護士に26日に東京家裁から連絡があったという。今後、袴田死刑囚が収監されている東京拘置所を鑑定医が訪れ、判断能力などを調べる。秀子さんは既に袴田死刑囚の保佐人を務めているが、財産管理などでより権限の強い成年後見人になることを求めている。
岡島弁護士は「後見人は、本人が心神喪失状態にないと就任できない。認められれば、刑事訴訟法に基づき、死刑執行が停止される可能性がある」と話した
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント