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2012年1月 5日 (木)

連続不審死・木嶋被告裁判 最長の100日審理 辞退者想定、裁判員呼び出し人数249人

産経新聞 1月5日(木)21時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120105-00000601-san-l11

 首都圏で起きた男性の連続不審死事件で、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判で、裁判員を選任する手続きが5日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で行われた。判決の言い渡しまで100日を要する異例の長期審理は裁判員裁判で最長。10日の初公判で木嶋被告は殺人について無罪を主張するとみられるが、死刑を求刑される可能性もあり、裁判員には心身ともに多大な負担がかかりそうだ。

 今回の裁判では、木嶋被告の知人男性3人の死亡については共通点が多いことなどから、同じ裁判員がすべての事件を担当する「一括審理」となった。

 木嶋被告は3件の殺人罪で起訴されたほか、詐欺や窃盗などの事件でも起訴されている。木嶋被告は初公判で、詐欺の一部は認めるものの、殺人や窃盗などに関しては無罪を主張する方針とみられる。

 5日の選任手続きでは、長期審理を理由に辞退者が多くなることも想定、呼び出し人数は249人と通常の60~70人に対して異例の多さとなった。結局、61人がさいたま地裁に出頭し、裁判員6人が選出された。補充裁判員は2~3人が選ばれることが多いが、今回は長期審理を見据えて6人が任命された。

 選任手続きで呼び出しを受けたが、辞退を申し出たというさいたま市の男性会社員(32)は「裁判員を実際にやってみたい気持ちもあった。しかし、拘束期間が長く、仕事で大事な会議もあることを考えて辞退した」と話した。

 例を見ない長期審理に関して、一橋大法科大学院の村岡啓一教授(刑事法)は、「3カ月以上拘束される裁判だが、母数を広げて選任しているので裁判員の構成に偏りはないとみられる」と指摘。一方で、「裁判員の負担を考慮し、検察、弁護側双方が主張をいかに分かりやすく伝えられるかが課題となる」としている。

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