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2011年11月 7日 (月)

黙秘方針で被告人質問は取り止め 平野母子殺害放火差し戻し審

産経新聞 11月7日(月)23時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000616-san-soci

 大阪市平野区で平成14年に起きた母子殺害放火事件で、殺人などの罪に問われ、1審無期懲役、2審死刑の判決をいずれも最高裁が破棄した大阪刑務所刑務官、森健充(たけみつ)被告(54)=休職中=の差し戻し審第11回公判が7日、大阪地裁で開かれた。水島和男裁判長は、8日の次回公判で予定されていた被告人質問で弁護側が黙秘すると明言したため、期日を取り消し、被告人質問を行わないことを決めた。

 このため差し戻し審の証拠調べはこの日で終了。12月5日の次回公判で検察側が論告、弁護側が最終弁論を行い、結審する。

 刑事裁判で、被告には捜査段階と同様、黙秘権が保障されている。弁護側は差し戻し審での被告人質問について「必要性がない」と黙秘権を行使する方針を示していた。検察側は被告人質問を取り止める判断に異議を申し立てたが、水島裁判長が棄却した。

 また、この日の公判には、大阪府警の捜査本部で現場責任者を務めた元警察官が証人出廷。現場付近で採取されたたばこの吸い殻72本のうち71本を紛失した問題について「当時は重要なものだという認識がなかった」と述べた。

 元警察官は「吸い殻を入れた段ボールを、捜査員が誤って廃棄したと判断した」と説明。地検への報告が遅れた理由については「証拠物とは別の『資料』という扱いで、重要という認識はなかった」とした。

 さらに水島裁判長から「間違って捨てることがあり得るのか」と問われると、元警察官は「同じような大きさの段ボールをごみ箱にしていたから」と釈明した。

 72本の吸い殻は現場マンションの階段踊り場の灰皿から採取。このうち1本から検出されたDNA型が森被告と一致し、1、2審の有罪認定の柱となった。

 しかし最高裁は昨年4月の差し戻し判決で、71本についても新たに鑑定を行う必要性を指摘。しかし府警は14年12月の段階ですでに紛失しており、地検に報告したのは16年1月、地検から弁護側には昨年7月まで伝えられていなかった。

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