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2011年9月15日 (木)

藤本事件:元死刑囚50回忌、菊池恵楓園でしのぶ会 再審請求活動継続を確認 /熊本

毎日新聞 9月15日(木)15時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110915-00000251-mailo-l43

 ◇思い出語り合い、私たちが生きている間に再審を
 ハンセン病療養所への強制収容をめぐり、1950年代初めに県北部で起きた殺人・殺人未遂事件で、死刑になった藤本松夫・元死刑囚の50回忌にあたる14日、合志市の菊池恵楓園で「しのぶ会」があった。藤本元死刑囚を知る恵楓園入所者自治会副会長の志村康さん(78)らが思い出を語り合い、再審請求に向け引き続き活動していくことを確認した。【澤本麻里子】
 事件は51~52年に発生。役場の衛生係をしていた男性職員宅でダイナマイトが爆発し、近くに住む藤本元死刑囚が殺人未遂容疑などで逮捕された。男性職員が藤本元死刑囚をハンセン病患者として県に報告。療養所への入所勧告を受けたことへの恨みが動機とされた。
 藤本元死刑囚は無罪を主張し、控訴中に療養所内の拘置所から脱走。3週間後にこの男性職員が刺殺され、今度は殺人容疑などで逮捕された。57年に最高裁で死刑が確定し、62年、3回目の再審請求が退けられた翌日に死刑が執行された。
 事件が起きたのは、ハンセン病患者を隔離する「無らい県運動」と、療養所の収容力が強化された時期と重なる。裁判は特別法廷で非公開で行われたうえ、関係者の供述や凶器の鑑定に矛盾が多く、冤罪(えんざい)との指摘がある。
 教誨(きょうかい)師として藤本元死刑囚と交流のあった坂本克明さん(79)は「死刑執行の時には教誨師が立ち会うものだが松夫さんの死を知ったのは翌日で、刑務所から何の説明もなかった。松夫さんは強く無実を訴えていた。(藤本元死刑囚を直接知る)私たちが生きている間に再審を始めてもらいたい」と話した。
 志村さんは執行前日に藤本元死刑囚と面会した。「娘さんの転校先が決まった話をして、にこやかに握手して別れた。死刑執行の知らせを聞いた時は何のことか分からなかった」と振り返った。
 17日午後2時から、恵楓園の恵楓会館で再審の可能性を探る講演会が開かれる。志村さんと、ハンセン病国賠訴訟弁護団の八尋光秀弁護士が講演する。無料。問い合わせは入所者自治会096・248・5342。

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