袴田事件:逮捕45年 姉、面会かなわず 死刑執行停止など改めて議員に要請 /静岡
毎日新聞 8月19日(金)10時38分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110819-00000027あ-mailo-l22
旧清水市(現静岡市清水区)で家族4人が殺害された「袴田事件」で冤罪(えんざい)を訴え第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(75)の逮捕から45年となった18日、姉の袴田秀子さん(78)が東京拘置所(東京都葛飾区)を訪れたが袴田死刑囚との面会はかなわなかった。昨年8月以来、面会が実現しておらず、秀子さんは「なんとか顔を見て健康状態を確認したい」と話した。
袴田死刑囚の支援者らと拘置所を訪れた秀子さんは、面会を申し込んだ際に応対した職員から「袴田死刑囚が『会う必要がない』と面会を拒否した」と説明を受けた。また昨年と比べ8キロ体重が増えていたり、処方されている糖尿病などの薬を拒否しているなど、体調についての説明を受けたという。
秀子さんは「2年前に、拒否していたのが急に会えたこともあった。いつ会えるかわからないので、面会を申し込み続けたい」と話した。
また拘置所訪問に先立ち、秀子さんらは袴田死刑囚を支援する超党派の議員連盟会長の牧野聖修衆院議員をたずね、改めて法務相への死刑執行停止や適切な治療を要請した。【仲田力行】
8月19日朝刊
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コメント
私は死刑制度は必要だと思っておりますが、この事件は冤罪の可能性が非常に高いような気がします。犯人ではないと思える証拠がこれほどあるのに何故死刑判決が下されたのかとても不思議で恐ろしい。
投稿: | 2012年4月10日 (火) 06時54分