« 法相“職責放棄” 国民に委ねられた死刑の判断 | トップページ | 伊勢在住若手ミステリー作家・大門剛明さん、地元タウン誌にミステリー連載 /三重 »

2011年8月29日 (月)

刑事責任追求の可能性…燃料切れ機に航路譲らなかった中国機機長

サーチナ 8月29日(月)10時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110829-00000010-scn-cn

 上海市上空で13日午後、「燃料切れ寸前」と申告したカタール航空機に航路を譲れとの管制の指示を無視した中国吉祥航空機の機長が、刑事責任を追及される可能性が出てきた。吉祥航空機の機長は「自機も燃料切れ寸前」と管制にうその報告をして、カタール航空機に航路を譲らず、着陸を強行した。中国新聞社が報じた。

 上海市では同日、国際線が利用する浦東空港が悪天候で使えず、上空は混雑していた。カタール航空機は「燃料切れまで30分以内になった」として、管制に「メーデー」を通報した。モールス符号の「SOS」に相当する緊急事態の宣言だ。

 管制は、カタール航空機の前方で着陸態勢に入っていた中国吉祥航空機に、航路を譲るよう指示。2機が連続して着陸した場合、安全を確保できないとの判断だった。中国吉祥航空機の機長は「わが機も燃料がなくなる。あと4分しか飛行できない」と返答して、着陸を続行した。両機は相い次いで、隣り合う滑走路に着陸した。

 着陸後の調べでカタール航空機には5トンの燃料が残っていたことが分かった。あと30分は飛行でき、緊急事態を宣告する必要はなかったという。吉祥航空機の燃料残量は2-3トンだった。機種により燃料消費量は違うので、吉祥航空機は1時間以上、飛行できたはずだった。

 カタール航空機の申告にも問題があったが、事態の本質は吉祥航空機の機長が「うその報告をして、管制の指示に従わなかった結果、危険な事態を発生させた点にある」だ。

 中国法政大学航空・宇宙研究センターの張起淮研究員は「吉祥航空機が、自機に緊急事態が発生していないにもかかわらず着陸を強行したとすれば、機長は刑法を犯したことになる」と述べた。仮に重大な事故を発生させていた場合には、「重大事故責任罪」または「公共安全危害罪」に問われ、死刑の適用対象にもなるという。

 実際には事故に至らなかったが、吉祥航空機の機長は、これまでの経歴を調べられ、「軽微な規則違反でも回数が多ければ、操縦資格の生涯取り消し」になる可能性があるという。(編集担当:如月隼人)

|

« 法相“職責放棄” 国民に委ねられた死刑の判断 | トップページ | 伊勢在住若手ミステリー作家・大門剛明さん、地元タウン誌にミステリー連載 /三重 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/473217/41503704

この記事へのトラックバック一覧です: 刑事責任追求の可能性…燃料切れ機に航路譲らなかった中国機機長:

« 法相“職責放棄” 国民に委ねられた死刑の判断 | トップページ | 伊勢在住若手ミステリー作家・大門剛明さん、地元タウン誌にミステリー連載 /三重 »