資質問われる江田法相 死刑執行に否定的、廃止に前向き
産経新聞 7月8日(金)11時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000537-san-pol
江田五月法相は8日の記者会見で、法相に就任してから死刑を執行していないことについて「最近少し死刑判決が目立つようになっている感じはしている。ただ、いっぱいたまったから急いでやらなきゃという話ではなく、しっかり考えていくべき課題だ」と述べ、任期中の死刑執行に否定的な考えを重ねて示した。
その上で「国民の意見もあると同時に世界の流れもある。死刑廃止をしている国がだんだん増えてきていることもあり、国際世界に開かれた日本としてどうしていくべきかしっかり考えたい」とも述べ、死刑廃止に前向きに取り組む考えも示した。
刑事訴訟法では、死刑執行は法相の命令で行われ、判決確定の日から6カ月以内にしなければならないとしている。しかし、未執行者は戦後最多の119人にのぼっている。
江田氏が死刑執行をしないことで未執行者の数はさらに増えることが予想される上に、裁判を国民に身近なものにするとの理由に創設された裁判員制度の趣旨に照らしても、法相としての資質が問われそうだ。
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コメント
死刑制度は廃止すべきです。
投稿: | 2011年7月17日 (日) 23時07分
自分の犯した罪は、命を捨てても償えません。
命を捨てても自分の犯した罪は消えません。
殺した人間が生き返ってくるわけではありません。
何より、死ぬということは、一番卑怯な行為です。
投稿: | 2011年7月17日 (日) 22時58分
死刑廃止?笑わせないでくれよ
奪った命は命で償わないと、最低限の常識です。
投稿: | 2011年7月14日 (木) 02時41分
死刑を廃止する必要はない。
ただし幼女連続殺害、酒鬼薔薇、秋葉原等の犯罪について不審な点を解明することは必要であるし、逃亡中の死刑囚が現実逃避のために犯罪声明を新聞にて発表したりストーカーする無法地帯の日本を平穏に戻すために拘置所へ収監ののちに中国に負けず迅速に処刑することが世の平和と罪刑法定主義の正論が立正される。
投稿: | 2011年7月13日 (水) 13時55分
法相の職務が、残虐で非人動的な死刑を執行することならば、そんなポストは必要ありません。
そうならないためにも、死刑制度の即時停止、そして廃止を求めます。
国連も死刑廃止を求めており、世界の流れも死刑廃止へと向っています。昨年、死刑執行が行われた国は、日本を含め23カ国と激減しています。
今年は死刑廃止国際条約が発効してから20周年の記念すべき年です。
日本においても死刑制度廃止の英断を!
投稿: | 2011年7月12日 (火) 21時11分
職務を全うしないのなら法相を辞すべき。
だけどいつのまに119名にもなってたんだろ
投稿: | 2011年7月11日 (月) 16時20分