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2011年6月 3日 (金)

「闇サイト殺人」の遺族が手記 犯罪被害者白書に

産経新聞 6月3日(金)17時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000564-san-soci

 政府が3日閣議決定した「平成23年版犯罪被害者白書」に、19年に名古屋市で起きた「闇サイト殺人事件」で一人娘を失った磯谷富美子さんが手記を掲載。遺族のつらさを訴えた。

 「娘は何の落ち度も関係もないのに、強制的に人生を閉じられ、夢や未来をすべて奪われてしまった」。娘の利恵さん=(31)=は19年8月、インターネットの闇サイトを通じて集まった男3人に強盗目的に路上でたまたま拉致され、金づちで殴られるなどして殺害、山林に遺体を遺棄された。

 旅先で受けた突然の一報に飛び帰り、警察署で遺体と面会。曖昧な記憶のなかでもはっきりと覚えているのは「頬をつけた時の娘の頬の冷たさ」だった。

 そこからつらい日々が始まった。葬儀の準備、マスコミ対応、極刑を求める街頭署名活動…。こうした時に「慣れている人の助けがあれば心身の負担がずいぶん軽くなる」と訴える。磯谷さんは途中から、地元の被害者サポートセンターを通じ弁護士の紹介を受け、検察からの説明や公判傍聴に立ち会ってもらうなどしたことで「精神的に大変心強く、助かった」という。

 全員の極刑を訴え、1人は死刑が確定したが、2人は無期懲役に。「司法の非常さと、どうにもできない非力な自分を見せつけられた」と振り返る。今でも利恵さんの笑顔が浮かぶが、遺体の無惨な姿も思い出し「耐えきれず泣きながら頭の中から消し去る」こともあるという。

 「できることなら、楽しかった思い出だけを胸に生きていきたい」。磯谷さんはそう願っている。

 白書によると殺人や強盗、強姦などの凶悪犯数は18年の1万124件から年々減少しているものの、22年中も7576件が起きた。

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