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2011年6月 7日 (火)

<東日本大震災>花開け あいりちゃんのヒマワリ 南相馬市

毎日新聞 6月7日(火)12時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110607-00000038-mai-soci

 広島市安芸区で05年にあった小1女児殺害事件で犠牲になった木下あいりちゃん(当時7歳)ゆかりのヒマワリの種が、東日本大震災で津波被害を受けた福島県南相馬市の河川敷で芽を出した。遺族と住民が復興への願いを重ね、大輪の花咲く日を待ち望んでいる。【中里顕】

 ヒマワリの種は、あいりちゃんの父で自衛官の建一さん(44)が福島県に持ってきた。建一さんは陸上自衛隊第13旅団(広島県海田町)の化学防護隊長を務めており、震災発生直後から福島県に入って東京電力福島第1原発事故の対応活動に当たっている。

 ヒマワリは、あいりちゃんが大好きだった花。通っていた幼稚園で育てていたヒマワリの種を建一さんが譲り受け、熊本県の実家で毎年育て種を取り出した。08年からはあいりちゃんの母校の広島市立矢野西小などで栽培が広がっている。

 今回の震災被害には建一さんも胸を痛めた。震災直後に福島に派遣され、いったん広島に帰郷後、4月下旬に再度福島入り。津波被害の大きかった南相馬市の鹿島区役所に「希望の花になれば」と種を託し、地域住民が5月中旬、市内の真野川河川敷にまいた。近くの主婦、※野(ただの)享子さん(63)は「大きな黄色い花で、町の人たちの気持ちが明るくなるといい」と種がまかれた河川敷を笑顔で見つめた。

 現在は3センチほど背を伸ばし、黄緑色の双葉を広げている。建一さんは浪江町にも足を運び、津波で人が住めなくなった土地に自身の手で種をまいたといい、「たくさんのものが失われた被災地ですくすく育ち、花を咲かせてほしい」と話している。

 ※はニンベンに且

 ◇ことば=あいりちゃん殺害事件

 05年11月、広島市安芸区の空き地で木下あいりちゃんの遺体が発見され、警察はペルー国籍の男を殺人と強制わいせつ致死などの容疑で逮捕。広島地裁は06年7月に無期懲役判決(求刑・死刑)を言い渡したが、広島高裁は08年12月、1審の訴訟手続きを違法と判断。最高裁の差し戻しを経て、同高裁は10年7月に1審支持の判決を言い渡し、無期懲役判決が確定した。

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