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2011年6月 8日 (水)

布川事件 期限ぎりぎりまで議論 新証拠判断 検察内、割れる

産経新聞 6月8日(水)7時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110608-00000124-san-soci

 戦後、死刑か無期懲役が確定した事件の再審無罪判決で、検察側が控訴した例はなく、布川事件も前例を踏襲した形になった。しかし検察内部では、弁護側の「新証拠」の判断をめぐり、ぎりぎりまで「控訴か否か」の議論が続いていた。

 水戸地検が控訴断念の方針を固めたのは判決後まもなく。だが、検察内部で「控訴も視野に入れるべきだ」との声が上がった。

 争点になったのは、弁護側が2人の無罪を示すと主張し、再審開始の決め手にもなった「被害者宅前にいた男は杉山さんと違う人物だった」とする目撃女性の証言の評価だった。

 水戸地裁土浦支部の判決では、女性の証言内容が変遷していることなどから、「全面的に信用するには一定の躊躇(ちゅうちょ)がある」と信用性を完全には認定しなかった。

 このため、「信用性が認定されていないのに無罪はおかしい」として、東京高検や最高検で協議が続けられた。「一時は控訴か断念か幹部の意見が半々だった」(検察関係者)というほど議論は白熱。7日まで最終判断が持ち越されたが、結局、結論は「断念」になった。

 ある検察幹部は「新しい証拠がなければ控訴審でひっくり返すのは難しい」と悔しさをにじませた。

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