« 布川事件で再審無罪=目撃証言の信用性否定―無期確定の2人・水戸地裁支部 | トップページ | 被告弁護人「不当判決」=舞鶴高1殺害 »

2011年5月24日 (火)

布川事件再審、2人に無罪判決 44年ぶり名誉回復

産経新聞 5月24日(火)13時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110524-00000554-san-soci

 昭和42年8月に茨城県利根町布川(ふかわ)で男性が殺害され、現金が奪われた「布川事件」で、強盗殺人などの罪で無期懲役が確定後、仮釈放された桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)の再審の判決公判が24日、水戸地裁土浦支部で開かれ、神田大助裁判長は2人に無罪を言い渡した。検察側の求刑は確定審と同じく無期懲役だった。

 戦後に発生し死刑か無期懲役が確定した事件では、足利事件に続いて7件目の再審無罪となった。2人は昭和42年10月の同事件での逮捕以来、44年ぶりに名誉が回復された。

 判決主文が言い渡された瞬間、桜井さんは顔を上に向け、杉山さんは前をまっすぐ見つめた。そして傍聴席に向けて笑顔を見せた。また、「再審無罪」などの幕を持った2人の弁護士が同支部正門前に走って出てくると、待っていた支援者から拍手と歓声が上がった。

 事件では、2人の自白調書と現場付近での目撃証言が有罪の根拠となったが、第2次再審請求審では「現場で杉山さんとは違う人物を見た」とする目撃証言などが認められ、再審開始が決まった。

 再審公判で検察側は新たな立証の柱として遺留品のDNA型鑑定を請求したが、犯行時以外に他人のDNAが混入した可能性などもあるため却下された。弁護側は、自白を誘導、強要した捜査の違法性や証拠隠しなどを主張、確定審での裁判所の責任も追及した。

 判決公判は3月16日に予定されていたが、東日本大震災で延期されていた。

|

« 布川事件で再審無罪=目撃証言の信用性否定―無期確定の2人・水戸地裁支部 | トップページ | 被告弁護人「不当判決」=舞鶴高1殺害 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/473217/40192664

この記事へのトラックバック一覧です: 布川事件再審、2人に無罪判決 44年ぶり名誉回復:

« 布川事件で再審無罪=目撃証言の信用性否定―無期確定の2人・水戸地裁支部 | トップページ | 被告弁護人「不当判決」=舞鶴高1殺害 »