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2011年3月11日 (金)

年齢問わず厳罰 社会常識の反映 連続リンチ殺人、死刑確定へ

産経新聞 3月11日(金)7時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110311-00000127-san-soci

元少年3被告の死刑を是認した10日の最高裁判決は、未成年でも犯行の重大性や残虐性を重視して厳罰で臨む流れの中に位置づけられる。すでに裁判員裁判でも、少年に死刑が言い渡されており、個別の判断とはいえ、今回の結論によって、年齢が積極的な極刑回避の理由として考慮される余地は一層狭まりそうだ。

 この日の判決に犯行時少年だったことへの特段の言及はない。あくまで酌量すべき事情として、ほかと並列するにとどめられた。

 少年への死刑適用について、ひとつの転機となったのは、山口県光市の母子殺害事件の被告=犯行時(18)=に対する平成18年の最高裁判決だ。

 最高裁は1、2審が無期懲役とした被告に対し、「18歳になって間もないことは考慮すべきだが、死刑回避の決定的事情とまではいえない」と指摘。「量刑は不当。特に考慮すべき事情がない限り死刑を選択するほかない」として審理を差し戻した。差し戻し控訴審は死刑を選択した。

 この最高裁判断は、実務上の指針となってきた「永山基準」から一歩踏み込んだといえ、その後の裁判員裁判でも踏襲されている。

 宮城県石巻市の3人殺傷事件で、仙台地裁の裁判員裁判は昨年11月、少年(19)を死刑とした。年齢についての言及は、光市事件の最高裁判決の文言とほぼ一致していた。

 少年への死刑適用について、最高裁の司法研修所が18年にまとめた調査では、殺人事件の被告が少年だった場合「成人より刑を軽くすべきだ」としたのは、国民では25%だったのに対し、裁判官は90%を超えた。更生可能性など少年法の理念が忘れられてはならない。ただ、裁判官の常識と国民の意識が乖離(かいり)していたのも事実だろう。

 仙台地裁の判決後、裁判員経験者は「人命を奪った刑は年齢を問わず判断すべきだ」と語った。今年2月、殺人罪に問われた少年(19)に求刑通りの懲役5年以上10年以下の不定期刑を言い渡した大阪地裁堺支部は、裁判員の思いを代弁するように、少年法の認める刑は不十分と指摘、「改正が望まれる」とまで異例の言及を行った。

 厳罰化は一般的な社会常識が反映され始めた結果という見方もできる。国民が極刑を判断する裁判員裁判の時代にあって、今回の最高裁判決は、改めて少年事件にどう向き合うかを問いかけている。(酒井潤)

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コメント

ご両親が赤ちゃんの時から大切に、大切に愛情を込めて育てた命を平気でバカズラして奪ったのですから死刑で当然ですよね。
こんな奴らが子孫残したら危険ですし、牢獄結婚されていらない幸せ掴まれても困りますし、人権なんて元々ないわけですから、女子高校生コンクリート事件同様、あいつ等も、もう一度捕まえて裁判やり直して死刑にしてもらいたいです。奴らに生きる資格なんてありません。

投稿: 匿名 | 2011年8月24日 (水) 18時19分

刑務官の中には、執行された死刑囚のお墓参りをする方も居られるという。
国は刑務官の方々のことをもう少し考慮するべきだと感じる。
彼らには胸を張って欲しいとも思う。
国民の代わりとなって悪人に刑を執行してくださるのだから。

頭が下がります。

そして、私も「18歳で少年だなんてふざけるな」と主張したい。
未成年ではあれど少年ではない。
しかも数えで歳を言うと未成年ですらない。

そんな歳で減刑や酌量などと、私なら判断材料には入れない。

「殺害しても未成年だから死刑されない」とタカを括っている殺人鬼だって居るじゃないか。


日本は甘いな、とろけそうだよ。

投稿: 18歳は大人です。 | 2011年8月16日 (火) 10時07分

3人同じ日に執行ですよね? 拘置所の方は、仕事とはいえ大変ですね…

投稿: | 2011年4月18日 (月) 23時20分

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