« 舞鶴高1殺害事件 論告求刑公判、死刑求刑 京都 | トップページ | 報道されない死刑制度の実情~『慈悲と天秤』 »

2011年3月19日 (土)

裁く・裁かれる:ながの裁判員制度 一家3人強殺 松原被告に死刑求刑 /長野

毎日新聞 3月19日(土)13時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000143-mailo-l20

 ◇検察「無期では不十分」 25日に判決
 長野市で昨年3月、建設業の金文夫さん(当時62歳)ら一家3人が殺害された事件で、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われた4被告のうち、松原智浩被告(40)の裁判員裁判は18日、長野地裁(高木順子裁判長)で論告求刑公判があった。検察側は「無期懲役では不十分」として死刑を求刑した。裁判員裁判での死刑求刑は全国7例目。公判は22日から評議に入り、判決言い渡しは25日午後の予定。
 検察側は動機について「殺害しないと会社を辞められないと思い込み、自己中心的で身勝手極まりない」と指摘。楠見有紀子さん(当時26歳)殺害は「(金さん殺害の)邪魔になったから殺すとは言語道断だ」と非難した。その上で「長い時間首を絞め続けており、極めて強い殺意があり冷酷非情。(遺体を埋めるなど)完全犯罪をもくろみ、証拠を隠滅するなど悪質だ。死刑をもって臨むべきだ」とした。
 一方、弁護側は、奪った現金は金さんが管理しており、長男良亮さん(当時30歳)と楠見さんに対しては、強盗殺人罪ではなく殺人罪が適用されると主張。遺族あてに謝罪文を書くなど「罪を償うことを固く決意している」と述べ、「少しでも死刑にすることを疑うなら回避すべきだ」と訴えた。松原被告は最終意見陳述で「いかなる判決でも死ぬまで反省し続け、罪を償いたい」と述べた。
 論告に先立つ被告人質問では裁判員2人が尋ねた。男性裁判員は「金さんから借金をした経緯をもう一度教えてください」と聞き、松原被告を見つめて時折うなずいた。また、4被告は現金416万円のうち、281万円をトイレ奥の物置から奪ったとされるが、別の男性裁判員は「281万円があった場所は他の被告も知っていたのか」と質問。松原被告は「現金のあった場所は(金さんに言われて)私が作ったので他の人は知らないと思います」と答えた。
 休廷をはさみ、意見陳述に立った楠見さんの父親は、松原被告に厳しい視線を向け「遺体安置所で見た娘は変わり果てた姿で、犯人がとても憎いです」と涙ながらに述べた。公判を傍聴し「被告が反省しているようには見えない」と語り、裁判員に「死刑に処して、私に代わってあだを打ってください」と訴えた。【小田中大】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇起訴内容
 松原被告は他の3被告と共謀し、10年3月24日未明、長野市真島町真島の建設業、金文夫さん方2階で、金さんの長男良亮さんに睡眠導入剤を混ぜた雑炊を食べさせて眠らせた。同日午前8時50分ごろ、良亮さんの様子を見に来た同居の楠見有紀子さんの首をロープで絞めて殺害。さらに良亮さんと就寝中の金さんも絞殺し、現金計約416万円を奪った=強盗殺人罪▽同日午前、金さんら一家3人の遺体を運び出し、長野市内でトラックに積み替えた後、25日午前に愛知県西尾市内の資材置き場の土中に埋めて遺棄した=死体遺棄罪=としている。

3月19日朝刊

|

« 舞鶴高1殺害事件 論告求刑公判、死刑求刑 京都 | トップページ | 報道されない死刑制度の実情~『慈悲と天秤』 »

コメント

死刑執行楽しいなあ。ルンルンnote

投稿: | 2011年3月29日 (火) 21時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/473217/39350359

この記事へのトラックバック一覧です: 裁く・裁かれる:ながの裁判員制度 一家3人強殺 松原被告に死刑求刑 /長野:

« 舞鶴高1殺害事件 論告求刑公判、死刑求刑 京都 | トップページ | 報道されない死刑制度の実情~『慈悲と天秤』 »