« <韓国>神戸の58歳も再審で無罪に ソウル高裁政治犯判決 | トップページ | 映画:ガッツさんの「罪と罰」完成 鹿沼で16日、試写会 /栃木 »

2011年1月13日 (木)

名張毒ぶどう酒事件 奥西死刑囚「今年こそ再審、冤罪晴らす」

産経新聞 1月13日(木)12時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110113-00000546-san-soci

 三重県名張市で昭和36年に女性5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件で、殺人などの罪で死刑が確定し、無実を訴えて再審請求している奥西勝死刑囚(84)=名古屋拘置所在監=が14日、85歳の誕生日を迎える。今年3月で事件発生から半世紀。1審の無罪判決から一転、高裁で極刑を言い渡されて始まった獄中生活は、すでに40年を超えた。しかし、足利事件をはじめとした冤罪(えんざい)事件が相次ぐ中、面会に訪れた支援者に「今年こそは、再審で冤罪を晴らしたい」と話しているという。

 ■白髪混じり耳も遠く

 奥西死刑囚と定期的に面会しているのは、事件現場に近い奈良県山添村に住む奥谷和夫さん(56)。死刑囚は外部との交流が著しく制限されるが、親族以外で面会が許されている特別面会人4人のうちの1人。昨年12月13日、奥西死刑囚の妹(82)らと3人で名古屋拘置所を訪れた。

 面会室に現れた奥西死刑囚はこの日、散髪したばかり。逮捕当時、黒々としていた髪には白いものが増え、かなりやせた。「暖房がまだ入らない」と、差し入れのセーター2枚を重ね着していた。高齢の割には元気だが、室内では自由に動き回れず、座っていなければならないため、「腰が痛い」と訴えたという。

 「奥西家は長生きの家系。90歳ぐらいまでは生きてくれないと」という妹の言葉に、盛んにうなずき返した。妹が8年前にがんのため切除した胃の調子を気遣うと、「胃はいいが、頭の方が少しぼけてきた」と冗談も。さらに「来年こそは裁判に勝って帰ってきて、うちの家で過ごすんやで」と語りかけると、「うん、そうしたいな」と答えたという。

 奥谷さんによると、初めて面会した5年前に比べると、奥西死刑囚は少し耳が遠くなり、裁判の込み入った話への反応も鈍くなった。奥谷さんは「冤罪を晴らすのは、裁判だけでなく、時間との闘いにもなっている。裁判所には早く判断を示してほしい」と話している。

|

« <韓国>神戸の58歳も再審で無罪に ソウル高裁政治犯判決 | トップページ | 映画:ガッツさんの「罪と罰」完成 鹿沼で16日、試写会 /栃木 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/473217/38453032

この記事へのトラックバック一覧です: 名張毒ぶどう酒事件 奥西死刑囚「今年こそ再審、冤罪晴らす」:

« <韓国>神戸の58歳も再審で無罪に ソウル高裁政治犯判決 | トップページ | 映画:ガッツさんの「罪と罰」完成 鹿沼で16日、試写会 /栃木 »