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2011年1月13日 (木)

犯罪被害者、苦しみまだ…岡村代表幹事が退任へ

読売新聞 1月13日(木)3時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110113-00000092-yom-soci

 全国犯罪被害者の会(あすの会)で11年間代表幹事を務めてきた岡村勲弁護士(81)が、23日の大会で退任する。

 12日、東京・霞が関の司法記者クラブで岡村さんが記者会見して明らかにした。14年前に妻を殺害された岡村さんは、同会を設立して刑事裁判の被害者参加制度を実現させるなど、被害者の権利を大きく前進させた。「まだ多くの被害者が苦しみの中にある」とし、退任後も司法制度の改善に個人的に取り組んでいく決意を語った。

 「会としてほとんどの要望を実現できた。健康面の問題もあり、第一線で引っ張るのは終わりにしたい」。12日の会見で、岡村さんは時折声を詰まらせた。

 日本弁護士連合会の副会長を務めるなど、加害者側に尽くす「人権派」の弁護士だった。だが1997年、仕事に絡んで岡村さんを逆恨みした男に、妻の真苗さん(当時63歳)を刺殺された。岡村さんの留守に自宅で応対した結果だった。

 傍聴席から見た法廷は、柵の内側で知っていたものとは違っていた。被告が妻をおとしめる発言をしても問いただせず、公判記録も閲覧できない。死刑を望んだが、99年9月の1審判決は無期懲役(2審で確定)。「被害者の痛みに目が向いていなかった」と悔やんだ。

 2000年、あすの会を設立。家族を奪われた遺族ら5人で活動を始め、裁判参加などの法制化を国に求めた。法曹界の抵抗は激しかったが、03年に56万人分の署名を集め、04年12月、被害者参加制度の検討を促す犯罪被害者基本法が成立。「連日街頭に立った被害者と国民の声が政府を動かした。一番うれしかった」と振り返る。

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