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2011年1月24日 (月)

大阪・西成の看護師殺人未遂「野放しは許せない」

産経新聞 1月24日(月)20時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110124-00000585-san-soci

 大阪・西成の看護師殺人未遂事件は犯人の公訴時効から1年となる24日、被害者夫婦が提訴に踏み切った。犯人の動機は何だったのか。事件から16年。理不尽な犯行の真相解明を求める新たな闘いが始まった。

 提訴後の会見で原告の林良平さんは、目に涙を浮かべながら「妻(裕子さん)は今でも毎日、モルヒネを飲みながら痛みに耐えている。犯人が野放しなのは許せない」と訴えた。

 事件後、裕子さんは1週間以上も意識が戻らなかった。何とか命はとりとめ、リハビリを続けたが、後遺症は重かった。今でも車いすなしでは外出できない状態が続いている。

 良平さんは営んでいた鍼灸(しんきゅう)院を閉じて妻を介護し、2人の息子の育児や家事もこなした。収入が半減する一方、多額の治療費の負担を強いられた。

 「なぜ、被害者だけがこんなに苦しまなければならないのか」

 公訴時効の1年前、事件解決につながる有力情報に私的懸賞金300万円をかけた。情報提供を求めるチラシも作り、事件現場などで配った。だが思いは届かず、昨年1月に時効成立。事件現場でその瞬間を迎え、「扉がすっと閉じてしまった気がする」と唇をかんだ。

 一方、他の犯罪被害者らとともに「全国犯罪被害者の会(あすの会)」を結成し、時効の撤廃などを訴えた。昨年4月、最高刑が死刑で人を死なせた殺人などの罪の時効撤廃が実現。裕子さんの事件は対象外だったが、「一歩前進。これからもあきらめずに訴え続ける」とあらためて誓った。

 ところが同年6月、容疑者の男が犯行を認めたと知らされた。「光が見えてきた。自分で『なぜ、妻を刺したのか』と問いたい」。そう願ったが、時効の壁の前に男は不起訴に。真相解明の道は再び閉ざされた。

 府警の捜査員から男の聴取内容を聞かされた。病院を受診した際、看護師として接した妻を恨んだ-という事実無根の言い分に怒りがさらに募った。「このままでは妻の名誉が汚されたままになる」。裕子さんと話し合い、提訴を決めた。

 裕子さんは「(男は)裁判に出てほしい。なぜ私を狙ったのか法廷で問いたい」と話しているという。

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