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2010年12月25日 (土)

回顧’10:マツダ殺傷事件 「責任能力」裁判員どう判断 /広島

毎日新聞 2010年12月25日(土)16時22分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101225-00000299-mailo-l34

毎日新聞 2010年12月25日(土)16時22分配信
 凶器と化した1台の暴走車が、いつもの出勤風景を無差別殺傷の現場に変えた。6月22日朝、引寺(ひきじ)利明被告(43)=殺人罪などで起訴=が運転する青いファミリアがマツダ本社工場東正門から突入し、従業員12人を次々に背後からはね飛ばした。浜田博志さん(当時39歳)が亡くなり、11人が重軽傷を負った。
 現行犯逮捕された引寺被告は今春、期間社員として8日間だけマツダ工場に勤めた。引寺被告は「勤務していたころ、同僚から嫌がらせを受けていると思った。マツダに恨みがあった」などと供述したとされるが、嫌がらせの具体的な事実は確認されていない。引寺被告は事件前から不可解な言動をしていた。検察側は3カ月に及ぶ本格的な精神鑑定を実施し、「責任能力はあった」と判断して起訴に踏み切った。一方、弁護側は公判では「心神喪失状態だった」として、殺人罪などでは無罪主張する構えだ。
 裁判員裁判の対象事件であり、公判では結果の重大性や反省の有無、計画性などが争点になるとみられる。死刑求刑も想定される法廷で、引寺被告は何を語るのか。「動機に一応の合理性はある」とする検察側に対し、弁護側は「結果の重大性と動機が合理的に結びつかない」と異なる見解を示す。裁判員が、責任能力をどう判断するか注目される。
 マツダ本社工場では事件後、可動式の柵を設けて入場者の確認をするようになった。それは今も続く。何の罪もない社員たちが巻き添えになった理不尽さを思うと、公判で事件の真相が明らかになることを願わずにはいられない。【北浦静香】

12月25日朝刊

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