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2010年12月16日 (木)

12月 斉藤充功死刑囚面会レポート

東京はあいにく朝から雨ですが、今年最後の面会に小田島に会ってきました。面会時間は約20分で、入浴後の面会だったもので、彼の顔がちょっと火照っていて、赤ら顔でした。

相変わらずというか、今日も彼の方から話が出ました。特に今日は自分の過去に犯してきた事件のこと、それから所帯を持ったときの話、そういったことが出て、最終的にはマブチモーター事件をやったときの守田と自分の密室におけるやりとり、その辺にちょっと触れたんですが、それは彼も今まで書いてきた本の中に十分書いていることなんで、それは省略するとしまして、今日は死刑の話が彼の口から出ました。

それは、守田が3年たって少なくとも来年早々には結論、上告、結果が出るだろう、その結果がでれば、自分自身は執行のトップにいるので、(上告が)決まればそんなに時間を置かなくても、もう執行されるだろうと。

その心の準備として、いつ呼出し、自分のドアの前に足音が止まっても慌てることなく、冷静な気持ちで出て行きたいということ。それから今、遺書めいたものも自分は頭の中に浮かんでいるけれども、内容はどういうものを書こうか、たぶん短いもんだろうと。その呼ばれた時にすぐにそれが書けるように、日付だけを空欄にして、それを書いておこうと思うという話が再三出ました。

死刑については彼もわかりきっていることで、どうしたらいいこうしたらいいってことじゃなくて、「やってきたことについて自分は応じるんだ」と。その最後の土壇場にきた時に、今の気持ち、私の方からも「冷静でいられるのか」という質問をしたんですが、彼は「いられる」と。二、三度うなづきながら話しておりました。

いずれにしても小田島との面会も、もう来年になっても「それほどもう時間がないんじゃないか」と、今日はひとつ感じたことです。

今年、年内最後の面会になりました。今年も12回面会にきて、小田島も我々、わたしと比嘉社長の二人が面会にきて、途中何度も手紙ではマンネリになると書いてたんですが、やっぱり会ってみると気持ちとしては嬉しい。

唯一外とのつながりが我々二人だけで、そのことだけは十分わかっていると。いつも面会ありがとうございましたという気持ち、それは素直な彼の気持ちの表現だと思ってます。

また来年1月、日にちはわかりませんけれど、東拘の面会レポート、これは送りたいと思います。今年12回見ていただいた読者の方にも、ひとつ画面を借りて、来年またお会いしたいと思います。それでは今日これで終わります。

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コメント

覚悟はしているんですね。
願わくば最期の時は穏やかな気持ちで逝ってもらいたいものです。

しかし、人間誰しも死ぬのは怖いでしょう。
果たして小田島死刑囚が最期の時まで冷静でいられるか疑問です。
かの永山則夫元死刑囚も『立派な最期を遂げてきます。』と言って房を出ていき、刑場では必死の抵抗を見せたそうですから。

投稿: 隣のおばちゃん | 2010年12月28日 (火) 22時12分

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