釈由美子、死刑囚と文通→獄中結婚…ガラス越しにキス
夕刊フジ 11月5日(金)16時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101105-00000007-ykf-ent
東京・秋葉原の耳かき店員ストーカー殺人事件の裁判員裁判で死刑判決が回避され、再び注目を集める死刑制度。そんな中、死刑囚たちの人生模様を描くテレビ東京系ドラマ「モリのアサガオ」(月曜午後10時)に女優、釈由美子(32)が出演する。死刑囚と獄中結婚する謎の女性役。シリアスな演技に挑んだ釈を直撃した。
釈が演じる元エリート銀行員の夕子は、中学の野球部員8人を焼死させ、死刑が確定した凶悪犯・迫(津田寛治)と文通して知り合い、獄中結婚する。
役作りのため髪を黒く染め、ブログでは《今年はダークユミコで乗りきります》と宣言。《可愛い洋服が似合わなくなるな…しょぼーん》と冗談交じりでつづっているが、役に向き合う姿勢は真剣だ。死刑制度の是非についても考えた。
「死刑制度があるからこそ、犯罪抑止や被害者遺族の救済につながると思いますが、やっぱり、簡単には答えが見つからないですね。けれど、テーマが重かったり、メッセージ性が強い作品はやり甲斐があります」
夕子は中学時代に放火事件を起こし、同級生の男子がぬれ衣を着せられ、自殺したことへの罪悪感にさいなまれるという設定だ。
「感情移入するまで大変でしたけど、自分の罪滅ぼしをしたいと思いながら、罪を反省しない死刑囚に人間の心を取り戻してほしいという慈愛の気持ちを演じました」
接見室では、迫から「愛していると言ってみろ」と求められ、ガラス越しにキスするシーンもある。
「津田さんは普段は穏やかな方なのに、演技がすごい激しくて、こわかったです。目をつぶっていたけど、獣が襲いかかってくるようでした。『メスだー、ベロベロベロ!!』って感じで。ガラスに津田さんの唇の跡がたくさん残ってました」
重々しいシーンを演じた後は「ご飯がのどを通らないぐらい」だが、自宅では、かわいい“獣”たちが待っている。愛犬の2匹のチワワだ。
「ワンコには癒やされますね。休みの日には、ドライブに連れて行くこともありますよ」
最近では、愛犬がキューピッドとなり、イケメン獣医師と交際して芸能マスコミをにぎわしてくれたが、今年夏に破局したことが明らかに。
「髪はダークでも、明るいニュースがあると思いますよ」
8日と15日の放送に登場する。(宇野貴文)
■釈由美子(しゃく・ゆみこ) 1978年6月12日生まれ。東京都清瀬市出身。人気グラドルから女優に。お笑い芸人、世界のナベアツが柴田大輔監督とメガホンをとったコメディー映画「さらば愛しの大統領」(6日公開)にも出演。
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