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2010年11月 6日 (土)

被告母「生きて償って」遺族「幸せ返して」、意見陳述に涙流す裁判員も/バラバラ強殺事件・横浜地裁公判

カナロコ 11月6日(土)0時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101106-00000002-kana-l14

 「容之を生んだ母だから、同じDNAを持つ息子が犯した罪の中にわたしはいる。この事件を背負ってどう生きるか、寝ても覚めても考えています」

 5日午前の法廷で弁護側が読み上げた、池田被告の母が被害者遺族にあてた手紙。10月12日の初公判から一貫して、淡々とした態度で公判に臨んでいた被告の表情が崩れた。手にしていたハンドタオルを黙って目に押し当てた。

 強盗殺人罪など審理する今回の公判前、有罪の部分判決が出た審理で、池田被告は「どう反省するか、死をもって償うしかないのか。今もその答えは出せていない」と心境を明かしていた。その際も、声をうわずらせるようなことはなかった。

 「死をもって償うか、生きて償うかを考えている容之の姿を接見で見た。(息子には)生きて償ってほしいと思った」。母が現在の心境を吐露する上申書も朗読された。池田被告は、赤い目を宙に漂わせた。その様子を裁判員はつぶさに見つめた。

 午後の審理では、池田被告に殺害された男性2人の遺族が法廷で意見を述べた。「裁判員の皆さんが死刑をためらった時、考えてほしい。無期懲役は遺族にとって無罪同然の結論です」。電動切断機で殺害されたマージャン店経営の男性の妹は声を震わせ、裁判員に訴えた。

 刺殺された会社員男性の妻は、検察側に裁判員に伝えたいことを問われ「主人の笑顔、家族の幸せを返してほしい」と消え入りそうな声で答えた。

 「被告、立ちなさい」。マージャン店経営男性の母親は池田被告に向かって、叫んだ。神妙な様子で立ち上がった被告に「大切な人がバラバラにされ、海に捨てられたらどんなに悲しむと思いますか」と激しくなじった。

 遺族の意見陳述を聞き、涙を流す裁判員もいた。

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