<神戸テレクラ放火>元他店経営者の無期懲役確定へ
8月27日19時36分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100827-00000071-mai-soci
神戸市のテレホンクラブ「リンリンハウス」系列2店で00年、火炎瓶が放り込まれ8人が死傷した事件で、殺人罪などに問われたライバル店「コールズ」元経営者、中井嘉代子被告(69)に対し、最高裁第1小法廷(横田尤孝(ともゆき)裁判長)は25日付で上告を棄却する決定を出した。無期懲役とした1、2審判決が確定する。
1、2審判決によると、中井被告は商売敵の営業を妨害するため、実行役リーダーの坂本明浩被告(50)=1審無期懲役、控訴=らと共謀。00年3月2日早朝、リンリンハウス神戸駅前、元町両店に火炎瓶を投げ込み客4人を殺害、店員ら4人に重軽傷を負わせた。
中井被告は一貫して無罪を主張。1審・神戸地裁は07年11月、坂本被告との共謀や未必の殺意を認定する一方で「殺意の程度が高いとは言えない」と検察側の死刑求刑を退けた。2審・大阪高裁も09年3月に同様の判断を示し、検察、弁護側双方の控訴を棄却していた。【北村和巳】
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント