死刑廃止139カ国で増加傾向、58カ国が継続
8月27日11時38分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100827-00000552-san-soci
死刑に反対する人権団体「アムネスティ・インターナショナル日本」のまとめによると、昨年末の段階で死刑を廃止したり、制度は残しているものの執行を長期間停止したりしているのは、欧州連合(EU)加盟国や韓国、カナダ、南アフリカなど139カ国にのぼる。アムネスティでは「死刑廃止国は1981年末には63カ国だったが、増加傾向にあり、世界の流れは死刑廃止へと向かっている」と説明している。
一方、存続しているのは日本のほか、中国や北朝鮮、イラクなど58カ国。アメリカは35の州で死刑制度がある。
また、アムネスティによると昨年、中国だけで千人以上の死刑が執行された。このほか、17カ国で少なくとも714人について執行されたとしている。
中国に次いで執行が多かったのはイランの388人のほか、イラクの120人やサウジアラビアの69人。いずれもアムネスティの独自調査のため、実数は異なる可能性がある。アメリカは52人、日本7人で、北朝鮮は不明とされた。
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