死刑執行に質問主意書の提出相次ぐ
8月26日9時45分配信 カナロコ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100826-00000013-kana-l14
国会が閉会中の一方で、死刑を執行したことなど千葉景子法相の言動に対しての、菅直人内閣への質問主意書の提出が相次いだ。
提出者は社民党の福島瑞穂党首(同党県連合代表、元内閣府特命担当相)、新党大地の鈴木宗男代表ら。千葉法相とは初入閣組同士だった福島氏は今回の死刑執行について、「法務官僚からの働き掛けがなかったというならば、これが民主党政権のいう『政治主導』の政策実行か」と、皮肉含みで批判した。
政府が25日までに閣議決定した答弁書は、福島氏の指摘に対して「法相は法に定められた職責を誠実に遂行すべきであり、(死刑)執行についても、その職責に基づいて適切に判断した」などと説明している。
また、鈴木氏の質問主意書は「死刑廃止を訴えていた大臣が時期も理由も不明確な中で執行に踏み切った」と指摘。「国民から見れば極めて不可解だ」と政府サイドをただしたが、答弁書では「法務大臣において、適切に判断したものと承知している」との説明にとどめている。
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