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2009年2月21日 (土)

第189回 聖書を読んで

1.12.月.晴.成人の日
昼食時に、白玉団子入りの汁粉が配食。読売朝刊の1面に「麻生内閣、不支持72%」と大きく掲載。2兆円の定額給付金について、「給付を取りやめて雇用や社会保障など他の目的に使うべき」78%。「給付に反対」は与党支持層でも7割。

イスラエル軍、ガザ市中心部に迫り、白兵戦の様相。欧州各国、国連、エジプトの停戦仲介をイスラエル、ハマス、双方が拒否。戦闘激化で民間人の死傷者急増。


(旧約聖書を読んでみて、私の拙い解釈だと)古代東方の専制国家群にはさまれて、山羊などの遊牧をしていたセム民族の1分派が、奴隷になるなどの難苦の連続から、アブラハム、イサク、ヤコブが伝え続けた神の前でまとまるほかなくなって、イスラエル(人)としてまとまり、ユダヤ教が形づくられる。


モーセによってエジプトの奴隷から解放され、シナイの荒野を一世代放浪したあと、「神にカナンの地を与えられた」として、カナンに侵攻し、「聖絶」の名のもとに、老若男女を問わず住民を皆殺しにする。

カナンの地にユダヤ王国を築き、ユダヤ民族は12の種族に分かれて1時期栄えるが、やがてアッシリア人に敗れ、種族ごとにバビロンの捕囚となり、帰国を許されて本拠地に戻れたのは2種族だった。

その後ローマに支配される民になる。この中で一般大衆や奴隷など下層被圧迫者達の救いをもたらす意欲から、ユダヤ教の内部で分派的にそだち、「キリストのともがら」と嘲られ迫害されながら、新宗教とみなされていったキリスト教は、同じ一神教ながら、アブラハムの神、イサクの神を信じるイスラム、ユダヤ教と対立して戦う。

こうした摩擦が現在まで続いている。そのひとつの中心がパレスチナ。

元々、カナン人、エモリ人、ヘテ人、ヒビ人、エブス人等が住んでいたパレスチの地にユダヤ人が侵攻してイスラエルの国をつくり、その後、崩壊し長い間、世界中に拡散していたが、再びカナンの地に国をたてて現在に至る。

その憎しみの根の深さを考えれば、パレスチナの争いが、容易に解決する問題ではない事が少し理解できるように思える
愛の寛容を説きながら、一神教の持つ非寛容な折伏精神から、キリスト教の歴史は戦乱と殺戮の歴史であり、物質文明の進化に伴って植民地収奪の歴史だったことが事実であること。等々、
いくら聖書を読んでも、とうてい神の存在を信じられないで2009年を迎えた

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コメント

神様も苦笑いしているだろうよ。
人殺し野郎に「神の存在を信じられない」など言われれば。

投稿: | 2009年5月 3日 (日) 19時51分

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