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2008年9月10日 (水)

<上智大生殺害>発生12年、両親が訴え 「時効の撤廃を」

死刑関連ニュース
9月9日12時56分配信 毎日新聞


東京都葛飾区柴又で96年、上智大4年の小林順子さん(当時21歳)が殺害され、自宅が放火された事件は、9日で発生から丸12年を迎えた。父賢二さん(62)と母幸子さん(62)はこの日の朝、現場に花束を手向け、娘の冥福と容疑者逮捕を祈った。また、公訴時効が3年後に迫っていることから、「凶悪事件では時効を撤廃してほしい」と訴えた。

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事件現場となった自宅は全焼し、現在は空き地となっている。午前9時半から、捜査幹部や地元の防犯ボランティアの人たちとともに献花台に花束を手向けた賢二さんは、「あっという間の12年だった。なぜ我が家、娘を狙ったのか犯人に聞きたい」と話した。そして、(1)死刑に相当する凶悪事件での時効は撤廃してほしい(2)殺人の時効が15年(04年までに発生した事件)と25年(05年以降の事件)と分かれているが、統一してほしい−−と訴えた。

一方、警視庁亀有署捜査本部の捜査員らは午前7時半ごろから、最寄りの京成電鉄柴又駅前などで情報提供を求めるチラシが入ったティッシュ約4000個を配布した。順子さんは事件の約10日前の深夜、柴又駅から帰宅途中に、不審な男に付けられていたことが、家族の話から明らかになっている。

事件は96年9月9日夕に発生。順子さんは自宅2階で、首を刃物で刺されるなどして殺害された。犯人は、自宅を放火して逃走した。犯人は遺留された血痕から血液型がA型と判明している。

捜査本部は延べ約4万人の捜査員を投入。700件以上の情報が寄せられたが、容疑者の特定には至っていない。捜査本部連絡先(03・3607・9051)【佐々木洋】

 ◇小林さんの訴え(要旨)

事件発生から長い期間を経過すると、周囲の記憶・関心も徐々に薄れ、解決に向けた世論も弱まりつつあり、捜査本部への情報も少なくなり、さらに捜査を難航させます。加えて公訴時効が完成すれば、免訴となり、真犯人に対して罰を科することも不可能になり、無罪同然になります。

私たち被害者家族の気持ちに時効はあるのでしょうか。逃亡中の犯人に対する憤りは増大するばかりです。そもそも時効という制度はなぜできたのでしょうか。警察の捜査網をくぐり抜け、逃げ切ったという犯人へのご褒美なのでしょうか。その通説はいろいろありますが、どれも推論の域を出ない、全く説得性のないものです。

私たちは最後まであきらめず、犯人逮捕をあくまで願うものですが、当面、残された時間をかけて、他の未解決事件被害者の皆さんと連携して、とりわけ死刑に相当する凶悪事件の公訴時効の撤廃をめざして、活動を進めていきたいと考えております。多くの皆様のご賛同を得て、国民に訴え続けてまいりたいと存じます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000046-mai-soci

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