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2008年8月18日 (月)

第96回 フィリピンからの便り不許可…

7月10日(木)晴

7/7から洞爺湖で開催されたサミットが9日で終り、合意文書が報道されたが、今朝の新聞で、サミット研究機関として世界で最も有名なカナダ・トロント大学のG8研究グループは、サミットの経済宣言について「各国の国民が住宅ローンやガソリン高騰で苦しむ中『事態は良好だ』と云っているようなものだ」と切り捨てたーを読んでいたら"成人後見人を努めた男性の預金400万円を横領したとして、東京弁護士会はK弁護士を業務停止1年の懲戒処分"の記事を見つけ、驚いて幾度も読み返した。

K弁護士は、昭和58年の高江洲と共犯の事件、平成2年の練馬・内野工務店3億円事件、今度の事件と続けて弁護を担当してもらいお世話になった先生で、金のための仕事はしない、お金に清廉な人だったので、記事を読み本当に驚いた。2年前に開設した事務所の経費に一時流用しただけで決して横領の意思などなかった事だと信じている。当然、事務所は閉鎖になると思うけど、事務所開設の資金は自宅を担保にして借入したはずで、晩婚で、まだ2人の子供は小学生(1年と5年生位)だから、病弱な体で、今後の生活はどうするのだろうか。すごく心配になる。驚いたのと、すごく哀しいものを感じた。そして、

昨日の昼間、職員が来て
「外部交通に関して聞きたい。サイラという人はどんな関係か」質問された。サイラは内妻・レビーの母親の長女で、レビーの従姉になる。サイラの両親には定収入が無いため、その生活はレビーが支援しており、サイラ、マリカル、アレーの姉妹は、幼児の時から妹としてレビーが養育しているアレーと同じく、家族としてレビーの家に同居している。死刑確定前だがレビーからの来信に同封してきたサイラからの手紙を受け取った事がある、ことを説明したが、今日昼に、昨日と別の職員が来て「サイラから6/30届いた来信は7/7付不許可で交付しない」旨の告知を受けた。

内妻の従姉で、家族として同居して生活している者からの来信が、なぜ不許可なのか。全く釈然としない。何かと云うと施設側は、死刑囚の気持の平等を考えて処遇している。と云って外部との交通を厳しく制限しているが、まったく逆で、死刑囚の気持を逆撫でするもので、単に役人の密行主義に他ならない事だと思う。死刑囚は生きている価値のない人間だ、としての処遇に徹しているとしか思えない。

サイラには、トビーが赤ン坊の時から世話をし続けてもらっており、レビーが出稼ぎに行って留守の間はサイラ姉妹が中心になって幼いトビーの世話をしてくれているから、手紙が来て読めなければ何を書いてきたのか気にかかる。又、何か変事があった時には交信の必要があるので、明日、来信不許可の理由開示願いと外部交通申請の追記願い、を提出する。この週末にでも、レビーに手紙を書き、サイラから手紙が来たが不許可になり受け取ることができなかった事を知らせ、何か急用があったのかを問い合わせてみるつもり。

今日は気分が滅入ることが重なり、最悪の日だ。一気に暗然たる気持になった。

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コメント

確定死刑囚になったとたんに一気に狭くなる交通権、考えものですね。死刑囚だからこそ、残り幾ばくもない時間を色々な人と交わり関わりながら、様々な事を学び、人の温かさ、命の大切さを感じていかなくてはならないのではないでしょうか。三畳ばかりの狭い空間に閉じ込められ、最低限の人との面会、手紙だけでは、逆に心身の安定ははかれないと思う。官にとって、外部に漏れては不都合な事があるからでは?とも考えてしまう。

投稿: A・M | 2010年6月 3日 (木) 10時09分

もっと早く親になっていたら

もしかしたら事件も起こしてないかもしれない。

それと

見せる事の出来ぬ手紙なら

来たこと自体言わない方が良いのでは。?

投稿: 土建屋40才 | 2008年8月18日 (月) 21時12分

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