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2008年7月10日 (木)

第81回 過去を思い出すだけの毎日

5月28日(水)晴・午後雲

九州地方梅雨入り。
朝、起床のチャイムと音楽で目覚めて上半身を起こしても、
何のために生きているのだろうと、しばし、ボーとして服を着ることも忘れていることがある。

死刑執行されるのまでに限定された命を生きる拘禁生活の私には、今さら目標にすることも、継続して何かを成そうとか、新たに考えて答えを出す必要のあることは何もない。今日は何をしようとか、明日は何をしようかという事もない。
何のために生きているのだろうという忸怩たる思いだけがある。

先がないのだから、勿論将来を考えることもないし、又、考えたくもない。先のことを考えると、すべてが
「死」につながる。先のこと、外(他人・社会)のことへは意識を向けずに、過去のこと、自分の内なる声とだけ向き合うように努めて、私は最期まで、神とか精神論的なものに縋ることなく、逝きたいと思っている。

来る日も、考えるのは昔のことだけ。過去をただただ懐かしく思い出すだけの毎日が、自分に残されている。

「先」を考えないための最もいい方法が
読書だ。読んでいる間は、物語の世界の中に気持ちが入り込み、いま自分がおかれている現実を忘れることができる。


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コメント

神や仏を信じる信じない、宗教に頼る頼らないではなく、もっと気楽に考えてみてはどうでしょうか?初めは、話し相手、外で暮らす人との繋がり、もっと言ってしまえば、暇つぶしと思って教誨を受けてみてもいいのでは?もしかしたら、何かを見つけられるかもしれませんよ。気持ちが少しでも楽になれたらミッケモノじゃないですか。良いお話が聞けるかもしれませんし、何か発見があるかもしれません。ぜひ、教誨を受けてみたらいかがでしょう。

投稿: A・M | 2010年6月 3日 (木) 00時42分

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