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2008年7月17日 (木)

宮﨑勤処刑によせて斎藤充功氏見解ー6/25小田島面会レポ






斎藤充功レポート全文

オタクの走りと言われた、幼女殺害犯の宮崎勤が6月17日にここ、東京拘置所で死刑を執行されました。彼の刑が最高裁で確定してからわずか2年4ヶ月という短期間での執行でした。この執行については色々世間でも、騒がれた異例の早さでの執行、ということでこれから刑に関して色々と議論を呼ぶことになると思います。


6月24日東京拘置所 月一小田島面会レポート
ところで私は今日、6月25日に東京拘置所へ月一回の小田島の面会に彼を訪ねてきました。所定の手続きを終えて今日彼と会ってきましたが、面会時間はおよそ20分。前回よりも10分ほど短かったんですが、椅子につくなり彼の表情をみましたが、前回以上に表情も明るく饒舌に色んな事を話してくれました。特に彼が夢中になってしゃべったのは、フィリピンに残して来た子供のことで彼の写真をみた印象は、かれは写真をみて最近の印象を語ったのは、目元、口元が自分の子供時代とそっくりだと。だからフィリピンに残して来た子供は間違いなく自分の子供だと。彼は笑いながら話してました。その他、フィリピンの女性のこととか、韓国の女性のこと、かれが事件を起こしている間に、色々と付き合って来た女性の話が最初から最期まででて、言うなれば犯罪で得た金とはいいながら彼が外国人の女性にもてたということを、小田島節で聞かされたというわけです。特に死刑に関して彼の方からでた言葉はありませんでしたが、まあ意外と冷静で世の中の動きをきちっと把握してるといった印象を持ちました。また次回来月面会した時には今度はこちらから死刑について、少し具体的なこと、触れたいと思ってます。今日は梅雨空の合間でしたが、午後になって天気も回復して今日面会に来た事が良かったと思います。


Q.
宮崎勤は精神鑑定で色々と問題がありました。心神喪失の場合処刑されないという、これまでの常識の中で今回執行されたことについては?


斎藤充功
そうですね。この宮崎処刑に関しては、問題は彼にかぎらず執行のためにはまず健康で精神状態も安定してるということを前提に、執行するのが従来の処刑の仕方でしたが、まあ今回宮崎の場合には異例のスピード、いわゆる2.4ヶ月で執行されてしまったということが問題視されたわけですけど、少なくとも精神的な問題、心の問題、彼が何を考えているか、そういったような心の内側に触れる、彼が持っていることで死刑を執行されなかったよりも、むしろ限られた情報を分析してみれば、やはり彼は正常な感覚を持っていたからこそ、法務大臣も下から上がって来た執行書にハンコを押したという風に私は推測しています。少なくともあれだけ騒がれた事件と同意者だけに、その問題が後になって執行が問題、特に精神的な問題が事実あったとしたら、これは当然大きな問題になるだろうし、そのへんは慎重に法務省当局も考えた上での執行式だったと考えます。言うなれば宮崎自身はむしろ断片的に伝わる精神に少し異常があったんではないか、心に深い傷を持っているから、まともな生活をできることはなかったろう、ということよりもむしろ正常に近かった人間だからこそ、執行されたのではないかと私は判断しています。


Q.
秋葉原の通り魔事件が宮崎勤の死刑執行を早めたということはありますか?


斎藤充功
それは秋葉原の事件とは直接関係持ったとは考えられませんね、うしろ、それよりも要は今回宮崎の執行について、今後死刑確定が102人今いるわけです。その中でも東京拘置所の場合にはそのうち約7割を占める死刑確定囚を収容しているわけで、もっとも小田島の場合は確定したのが去年の11月。まだ1年はたってませんけど、今後2年4ヶ月よりも早い時期に執行されるという死刑囚もありえるのではないか、まあその辺が死刑の問題について、多いに議論を呼ぶところだと私は理解していますね。


Q.
小田島は宮崎勤が死刑執行されたことは知っていますか?


斎藤充功
当然知ってると思いますね。今日も彼の口からは死刑の話は若干、書物について、あるいはきゅうえいセンター、そういったようなことに関連づけて死刑のことがちょっと出たんですが、ズバリ宮崎の話であるとか、自らの執行についての時間の問題、ということについては、かれは話をしませんでしたが、次回から少しずつ小田島自身の死刑についての心構えとか考え方とか、そういうものについて、こちらの方から質問というか話、問いかけてみたいと思ってます。


Q.
鳩山法務大臣の処刑執行のサインが流れ作業という批判、またその異例の処刑の速さについては?


斎藤充功
ま、問題は法務大臣が職務として死刑執行式書に判を押すのは至極当然であり、法にかなっていることですね。ただそれを個人的な理由によって遺棄したり押さなかったりというケースは過去にもずいぶんありましたけれども、本来考えると思想信条によって法務大臣が死刑執行式書に判を押さないということが考えてみたらおかしいことだと思うんですよ。そしたら何も法務大臣を指名されたら拒否すればよいんであって、そこでいわゆる自分の信念であるとか思想であるとか宗教観であるとかでハンコを押さないという事自体が、私はおかしいと思いますね。ただ、就任して1年もたっていない間に13人、という近来まれにみるですね数と速さ。この間隔が短かったということは、色々議論を呼んでいる所ですが、鳩山法務大臣自身は自らの信念に基づいてハンコを押しているわけですから、その点についてはですね、彼が色んな事をメディアにしゃべっていたこと、それはまったく彼の主張はわたしは間違ってないと思いますね。

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