« 量刑議連発足 終身刑の早期創設へ | トップページ | 第64回 はじめて桜を見られず »

2008年5月18日 (日)

第63回 おかあさん

4/2(水)
昨日比に着いた齋藤さんは今日はレビーの家に行くはずだが、略図が間に合い無事に着いただろうか。トビーの写真は撮れただろうか、私のかわりにトビーを抱き上げてみてれただろうか、等と朝から比のことを種々と考えている。

昨日は4/1の新聞に
「青森・八戸市で離婚後子供を連れて両親の家に同居していた母30才が、仕事が無く将来を悲観して9才(小4年)の男児を絞殺し自分も自殺を図ったが死にきれずに逮捕された」との記事があったが、今日の新聞に、母親に殺された子が2年生のときに書いた母の詩(昨年の東北地方の小学生作文コンクール「晩翠わかば賞」に入選)が掲載されていた。

おかあさん

おかあさんはどこでもふわふわ

ほっぺは ぷにょぷにょ
ふくらはぎは ぽよぽよ
ふとももは ぼよん
うでは もちもち
おなかは 小人さんが
トランポリンしたら
とおくへとんでいくくらい
はずんでる

おかあさんは
とってもやわらかい
ぼくがさわったら
あたたかい 気もちいい
ベッドになってくれる


すごく仲の良い母子だったという。何度読んでも涙がでて仕方がない。生活保護などの福祉行政がキチンと整備されていたなら(自衛隊にかける金の1割でも福祉にまわせば)母子家庭の生活苦からの子殺しや育児疲れの子殺しも、介護疲れからの殺人や自殺は減るだろうと思う。

少子化だ高齢化だと口先だけで騒ぎ立て対策委員会を設置しても、何一つ抜本的な解決がされないままで税金だけは垂れ流す。先進国とは名ばかりで教育、医療、住宅、等々社会的基盤が崩れ、雇用者5200万人のうち3人に1人が非正規社員という不安定な社会になった日本には、まったく先が見えないのではなかろうか。とは、まもなく逝く者には全く関係のない"ゴマメの歯ぎしり"なのだが「官僚というのは、景気の悪化や庶民の苦しみは関係ない。法(税)の強化、自分たちの権力強化だけが望みなのだ。国が疲弊すればするほど官僚統制が強化されるのは、そういうことだ」という言葉には素直にうなづける。

トップに戻る

|

« 量刑議連発足 終身刑の早期創設へ | トップページ | 第64回 はじめて桜を見られず »

コメント

私たちのように、当たり前に毎日を生きている者より、死刑囚の人たちのほうが、世の中や政治、法などについて、深く考えているな…と、以前から思っていた。おかあさんという詩に何度も涙を流せる、そんな優しい気持ちがありながら、なぜ殺人など犯してしまったのか…。なぜ…ばかりを考えてしまうが、答えはみつからない。私は正直、自分は絶対に殺人などしない!と言い切れない。それは、私たちのように、ごく普通に生活していた者が、ある日突然、殺人を犯してしまい、ある日突然死刑囚になってしまったという事件もたくさんあるからだ。魔が差したとは、この事なのだろう。だから、決して「なぜ」は解ける事はないのではないかと思う。

投稿: A・M | 2010年6月 2日 (水) 23時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/473217/21019538

この記事へのトラックバック一覧です: 第63回 おかあさん:

« 量刑議連発足 終身刑の早期創設へ | トップページ | 第64回 はじめて桜を見られず »