« 悲惨事件審理、裁判員に「心のケア」…最高裁が方針 | トップページ | 【官房長官会見】「死刑執行10人、法相が適正に判断」 »

2008年4月14日 (月)

模擬裁判 五グループ判決…量刑の差検証する初の試み

死刑関連ニュース

模擬裁判 五グループ判決…量刑の差検証する初の試み
4月15日10時16分配信 毎日新聞




模擬評議での審理風景。奥に並んでいるのが裁判官(中央の3名)と裁判員=2008年4月14日午前、東京地裁で(代表撮影)

来年5月に裁判員制度が始まるのを前に、
裁判官と裁判員役の五つのグループが、同じ事件の判決を言い渡す模擬裁判が14日、東京地裁で行われた。量刑にどの程度の差が生じるか検証する初の試み。パート女性が夫を包丁で刺して6カ月の重傷を負わせた架空の殺人未遂事件が対象で、判決は実刑1グループ、執行猶予4グループだった。 

被告人質問や証人尋問などは共通の法廷で行われ、検察側は懲役6年を求刑。弁護側は起訴事実を認め、夫の日常的な家庭内暴力(DV)などを挙げて情状酌量を求めた。この後、5グループは別々の会議室で約3時間、量刑を評議した。

各グループは
裁判官3人と裁判員役6人で構成。20~70代の会社員、自営業、主婦らが裁判員役を務めた。評議では、過去の類似事件の量刑データを一覧にした裁判所作成の資料を参考にしながら、議論を進めた。その結果、4グループが懲役3年、執行猶予5年(うち一つが保護観察付き)、残る1グループが懲役2年6月の実刑だった。

執行猶予としたグループは、主に夫のDVに注目。事件直前も激しく殴られており
「動機や経緯に同情すべき点がある」などとした。保護観察を付けたグループは「更生のために(保護司などの)話し相手が必要」と判断した。1グループだけは「6カ月の重傷という重大な結果が生じており、実刑は免れない」とした。

評議に参加した登石郁朗裁判長は「もっとばらばらになると思ったが意外」、角田正紀裁判長は「突き詰めた議論をすると、ある程度、結論が集約されるのでは」と話した。裁判員役の会社員、石井剛さん(38)は
「(人を裁くのは)かなり不安でした。もっと大きな事件だと(判断に)二の足を踏むかもしれない」と感想を語った。【伊藤一郎】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000009-maip-soci



トップに戻る

|

« 悲惨事件審理、裁判員に「心のケア」…最高裁が方針 | トップページ | 【官房長官会見】「死刑執行10人、法相が適正に判断」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/473217/20263115

この記事へのトラックバック一覧です: 模擬裁判 五グループ判決…量刑の差検証する初の試み:

« 悲惨事件審理、裁判員に「心のケア」…最高裁が方針 | トップページ | 【官房長官会見】「死刑執行10人、法相が適正に判断」 »