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2008年4月 9日 (水)

第42回 小田島から比嘉氏への手紙1

冠省失礼致します。
2/18(月)は、お仕事ご多忙の中、寒い日でしたが、お2人で面会に来てくださり、ありがとうございました。差入の週刊誌、果物は翌日午後、手元に届きました。いつも本当にありがとうございます。

新聞で
"4月からの新年度の小麦粉の政府売り渡し価格が30%以上値上げ"の報を知り、

"ここでも去年12月にカップヌードルミニが85から95円に値上がりしたが、3月下旬には再度大中な値上げになりそうだ。値上げする前に2歳半になったTobyにカップヌードルを送り食べさせてやりたい。私が最後に滞在していた2005年1月当時、比の街の両替店では5万円=25.000ペソでした。去年8月に振込みした時は5万円=19.000ペソ。現在は更に円安で5万円=17.000ペソにしかならない。3/31のRevyの誕生日に間に合うように振込みしたいが、それまでに円高にならないかな。銀行レートよりも比の街の両替店の方がレートが良いので、できれば円現金を渡してやりたい"

等々、考えていましたが、面会でつい口に出した所、思いがけなく先生が承諾くださり、仔細を手紙に書く様にと言って下さったので、先生へEMSの説明を書き、Revyへの手紙を書いて発信し、先生へ送金手紙を出したりで、比嘉さんへのお礼が遅れまして誠に申し訳ありませんでした。

2/28(木)
朝に4万円郵送差入の告知があり午後にお手紙を受け取りました。ありがとうございました。(80切手付き封筒は手元に渡されず(社名が入っているため?不許)領置されました。封筒・切手は中で購入できますので、以後不要に願います)領収証はまだ手元に届きません。多分3/3(月)には届くと思いますので、届き次第、この手紙と一緒に返送致します。

新年を迎えてから、毎週の様に雪が降り寒い日が続いていましたが、やっとこの数日春らしい暖かさになってきた様です。でも施設収容者が本当に春になったと体感するのは、北海道・東北の施設では5月。関東以南の施設では4月中旬くらいです。

冷暖房の無い刑務所の生活では、ラジオの天気予報で"明日朝の最低気温、日中の最高気温"を聞いて、
"ああ、今日よりも寒い、暖かい、今日よりも涼しい・暑い"と僅か1、2度の温度差に一喜一憂します。刑務所の生活では、寒さに震える冬(11月~4月)と暑さに耐える夏(5月~10月)の2つの季節しかありません。

それでも普通は窓の鉄格子越しに見る立木や雑草の緑、タンポポの花や虫の声に季節の移ろいを感じますが、東拘の建物は外を見ることができない構造になっているために、そうした自然からの季節感は全く感じることができません。

11月から毛布を二つ折りにして膝に掛けて座っていますが、
4月にこの膝掛け毛布の使用が中止される時が収容者の春です。

"春らしくなった"というニュースを聞くと、何となく暖かくなってきた、とは思うのですが、施設収容者が春を実感するのは、ジャンパーを脱ぎ、メリヤスを脱いだ時ですから、春を体感できるのはまだ当分先のことです。

続く

※比嘉氏は実話ナックル元編集長



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